日々の保育

昨日、保育者が竹でご飯を炊く練習をしていると、それを見ていたAちゃんのお母さんが、「竹でご飯を炊いたことがありますよ」と言って、ポイントを教えてくれました。網の上ではなく焚火の上に直に置くこと、筒の上になるくらい大きな火で炊くこと、蓋は空けないことでした。今日早速、子どもたちと一緒にやってみることにしました。竹の筒の全体に横に広げながら火を大きく保つのは難しく、すぐに消えてしまいました。Hくんは、うちわであおぎ続けている子に「変わろうか？」と声をかけると、変わってもらった子は、かんなくずや段ボールを持ってきたりと自然と役割分担ができていました。しばらくして、端から泡のようなものが出てきて、「しゅっしゅっ」と音が聞こえてきました。「蓋を開けてみようよ」と何度も開けてみたくなったのですが、じっと我慢をし1時間ほどたってから、蓋を開けてみると、ご飯が炊きあがっていました。「よかったね」と安心したような声が聞こえてきました。年長児みんなで試食をしましたが、焚火チームの子は、「大変だったね」と言いながらも一口食べると笑顔になっていました。